女の泥通信/恋煮込み愛つゆだく大盛り　にくまん子

「つまんねー人生の中での娯楽って人それぞれなんですよ」

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以前に記事書いてからどれだけ日空いてんの？またお得意の3日ボウズなの？

いやぁ、地震があったり開業したり女にフラれたり大変だったんすよスンマセン。

久しぶりに激エモーショナルな漫画を読んだので投稿します。

女の泥通信、恋煮込み愛つゆだく大盛りの２冊
２冊とも発売日が近い兄弟のような漫画なんだけどこれがまた地獄のような兄弟で、人間の情緒とか感情をぐちゃぐちゃにしてぬるま湯にしたような漫画なんですよ。

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２冊とも読んでたら最近付き合って４日でフラれた彼女のことを思い出すんですよ。

その子はなんといいますか激情に身を任せてるような女の子で不機嫌な時は不機嫌そうな態度で人に振る舞ったりするようなヤツで、駅で一人で歩いてるの見かけて声かけたら怒っちゃってそのままフラれちゃったんですよね。
(３０歳手前の人間の態度にしてはまぁまぁヤバい)

あーあー。
４日しか付き合ってない割にはその子の事が今でもすげー気になるんですよ。
なんでだろうな、今まで激ヤバな女とは幾度となく付き合った事はあるけどここまで気になる子は初めてだ。

前の前の彼女は医療従事者で俺のカルテの連絡先を見て逆ナンしてきた女の子だった。

その子も激情屋さんでキレてデニムを引っ張り回されて、神戸の町でコパトーンのロゴみたいになったのを覚えている。

お互いに好き合うのって似た者同士だから好き合っちゃう所もあると思うんですよね。
「この前激ヤバな女と付き合っちゃってさー」なんて愚痴る俺も激ヤバ女に振り回されてる時は脳がトロンとしている
きっと本心では激ヤバな女を求めている激ヤバな男なんでしょうね。

俺は特技も趣味もないし、つまんねー人間だけども
激ヤバな女に振り回されてる時は生きている実感があるんですよ。
ミミズをトカゲが食べ、そのトカゲを蛇が食べ、蛇を鷹が食べるように
俺は激ヤバ女の養分のような役割なのかもしれない。
それがつまんねー人生における娯楽なのかもしれない。

俺は俺で激ヤバ男なのを隠すのに文系メガネをかけてマッシュルームカットで首まで隠せるマウンテンパーカーを着て、体に良いのか悪いのかわかんないタピオカミルクを飲みながらこの記事を書いている。
タピオカミルクをすする仮性包茎人間のようなルックスで、
次の激ヤバ女と出会うために息を殺して化けの皮を被って生きている。

このマンガを読んでいる時もぬるま湯に浸かっているように脳がトロンとしてくる
一冊1,000円で脳がとろけてくるのを味わえるオススメの逸品でございます。

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